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蟹のタグ付きとは?タグなし蟹との違いやブランド蟹について徹底解説!

蟹を購入する際、赤や青のタグが付いた蟹を目にしたことはありませんか?実は、このタグは蟹の産地や品質を保証する大切な証です。しかし、タグ付きの蟹だからといって必ずしも美味しいとは限らない、という声もあります。
今回は、タグ付き蟹の基準やタグなし蟹との違い、代表的なブランド蟹の特徴などを詳しく解説します。これを知れば、蟹を選ぶ際のポイントがわかり、より一層、美味しく蟹を楽しむことができます。


タグ付き蟹とは?

引用:さんチョク

蟹を購入する際に見かける「タグ付き蟹」。そのタグには、実はとても重要な意味が込められています。タグ付き蟹は品質や産地を証明するものであり、その蟹がブランド蟹であることの証明でもあります。では、具体的にタグにはどのような基準や意味があるのか、詳しく見ていきましょう。

 

タグの意味と基準

まず、タグ付き蟹の基準についてご紹介します。タグ付き蟹はただ付けられているわけではなく、厳格な条件をクリアした蟹にのみ付けられています。

  • 甲羅の大きさ:タグ付き蟹は、甲羅の大きさが11cm以上であることが基準の一つです。このサイズをクリアすることで、ブランド蟹としての認定を受けることができます。
  • 身入りの状態:身入りの良さもタグ付けの重要な基準です。蟹の中身がしっかり詰まっていて、食べ応えがあることが求められます。身入りが良い蟹ほど品質が高いとされ、タグ付きの証明を受けます。
  • 状態の良さ:「活」の状態で仕入れられた蟹であることも重要な条件です。鮮度の良い蟹がタグ付き蟹として認定されます。
  • 脚の状態:脚の折れや欠けがないこともタグ付けの条件です。ただし、小指や足の先部分の折れや欠けは除外される場合があります。

このような厳しい基準を満たしているため、タグ付き蟹はブランド蟹として信頼性が高く、その品質の良さが保証されています。

 

ブランド蟹の証としての役割

タグはその蟹が特定の産地で水揚げされたことを証明するものでもあります。例えば、鳥取県の「松葉ガニ」や福井県の「越前ガニ」など、各地域で獲れたブランド蟹にタグが付けられ、消費者が安心して購入できるようになっています。タグ付き蟹は、その品質と産地の証明書とも言えます。

 

タグの色でわかる産地の違い

タグ付き蟹には、産地を示すタグの色が付いています。蟹の産地によってタグの色が異なり、その色を見ることでどこの地域で水揚げされた蟹なのかが一目で分かります。ここでは、各産地ごとのタグの色の違いについて見ていきましょう。

 

タグの色とその意味

タグの色は、各産地の特徴や地域ごとのブランドを示す重要なサインです。産地ごとにタグの色が異なるため、どこで獲れた蟹なのかを知る際のポイントになります。

 

  • タグの色一覧表

産地

タグの色

鳥取県(全域)

島根県(隠岐諸島)

兵庫県(柴山漁港)

ピンク

兵庫県(浜坂港)

京都府(間人漁港)

このように、タグの色はそれぞれの産地に対応しています。例えば、赤タグなら鳥取県、青タグなら島根県の蟹であることがわかります。タグの色を見ることで、その蟹がどこで水揚げされたものか判断できるため、美味しい蟹を選ぶ際の一つの目安となります。

産地別タグ付き蟹の特徴

  • 赤タグ(鳥取県):鳥取県の松葉ガニには赤いタグが付けられています。鳥取県では、「とっとり松葉がに」というブランド名で流通しており、因州和紙を使ったタグが特徴です。
  • 青タグ(島根県・隠岐諸島):島根県で水揚げされた蟹には青タグが付けられます。特に隠岐諸島で獲れた蟹は「隠岐松葉がに」として知られ、その甘さと品質の良さが特徴です。
  • ピンクタグ(兵庫県・柴山漁港):兵庫県の柴山漁港で水揚げされた蟹はピンクタグが付き、鮮度と味わいで人気があります。
  • 白タグ(兵庫県・浜坂港):浜坂港の蟹には白タグが付けられます。兵庫県の中でも特に上質な蟹として知られています。
  • 緑タグ(京都府・間人漁港):京都府の間人漁港で獲れた蟹には緑タグが付いており、新鮮さや味の濃さが評価されています。

タグ付き蟹とタグなし蟹の違い

蟹には、タグ付きとタグなしのものがあります。それぞれに特徴や基準があり、購入する際に知っておくと選びやすくなります。タグ付き蟹は品質や産地の証明がありますが、タグなし蟹にも独自の魅力があります。では、その違いを詳しく見ていきましょう。

 

タグなし蟹の特徴と注意点

タグなし蟹とは、タグ付きの基準を満たしていないためにタグが付けられていない蟹を指しますが、その中でも十分に美味しい蟹も多く存在します。タグなし蟹を選ぶ際の注意点や特徴について理解しておくと、お得に蟹を楽しむことができます。

 

タグなし蟹の基準

甲羅の大きさ:タグなし蟹は、甲羅の大きさが9cm以上11cm未満のものが多く含まれています。タグ付き蟹の基準には満たないものの、サイズが少し小さいだけで味には大きな差がない場合もあります。

脚の欠損:脚が1~2本欠けている蟹は、タグが付けられない場合があります。しかし、脚の欠損が味に影響を与えるわけではなく、美味しさには大きな問題がありません。ズワイガニは通常10本の脚がありますので、1~2本欠けていても十分楽しめます。

 

タグなし蟹の美味しさと鮮度について

タグなし蟹だからといって、必ずしも美味しくないというわけではありません。タグ付き蟹と同じく、産地や鮮度の良いものを選ぶことで、美味しい蟹を楽しむことができます。

美味しさ:タグなし蟹も身入りが良く、味が濃厚なものが多くあります。ただし、タグ付きのように産地や品質の保証がないため、選ぶ際には信頼できる販売店で購入することが重要です。

鮮度:タグなし蟹には鮮度の基準がないため、購入する際には注意が必要です。鮮度が悪いと蟹の風味や食感が落ちてしまうこともあるので、鮮度管理がしっかりしているお店を選ぶことが美味しい蟹を手に入れるポイントとなります。

タグ付き蟹は品質が保証されていますが、タグなし蟹も選び方次第でお得に美味しく楽しめます。タグ付き・タグなしそれぞれの特徴を知った上で、自分に合った蟹を選んでみてください。

 

日本各地のブランド蟹紹介

日本各地には、さまざまなブランド蟹が存在し、それぞれが独自の味わいや特徴を持っています。ここでは、地域ごとのブランド蟹について詳しくご紹介します。

 

【鳥取県】松葉ガニ

鳥取港で水揚げされる「松葉ガニ」は、山陰地方で獲れるズワイガニの中でも特に高品質なブランド蟹として知られています。

  • 特徴:松葉ガニは殻が非常に硬く、太いハサミが特徴的です。甲羅の幅が11cm以上あるものがブランド蟹として出荷され、白地に赤で「とっとり松葉がに」と印字されたタグが付けられています。
  • 美味しさの秘密:新鮮な松葉ガニは刺身で食べるのがおすすめ。プリプリの食感と独特の甘みが絶品で、一度食べるとその味わいに魅了されます。

【富山県】高志の紅ガニ

高志の紅ガニは、富山湾で獲れる紅ズワイガニをブランド化したものです。その大きさや味わいは他の蟹と一線を画しています。

  • 特徴:ジューシーで甘みが強い身が特徴的で、口の中でとろけるような食感が楽しめます。サイズも大きく、甲羅幅が14センチ以上、重さが約1キロあることが高志の紅ガニの魅力です。
  • タグの意味と魅力:高志の紅ガニのタグには、独自の名入りが施されています。これは、富山の漁業者が誇りを持って高品質な蟹を届けるという証でもあり、産地のこだわりを感じられます。【石川県】加能ガニ

石川県を代表するブランド蟹である加能ガニは、独特の甘さと濃厚な味わいが魅力です。

  • 特徴:青タグが付けられている加能ガニは、身の甘さと蟹みその濃厚さが特徴です。ツメまでぎっしりと身が詰まっているため、食べ応えがあります。
  • 美味しさの秘密:石川県の豊かな漁場で育った加能ガニは、栄養豊富な環境で育まれています。そのため、身がしっかりとしていて甘みが強く、蟹みその風味も格別です。

【福井県】越前ガニ

越前ガニは、福井県の最高級ブランド蟹であり、皇室にも献上される格式高い存在です。

  • 特徴:黄色タグが目印の越前ガニは、プリプリとした身の食感と深い旨みが特徴です。皇室に献上されるほどの高い品質を誇ります。
  • 身がプリプリして食べ応えあり:その身はしっかりと詰まっており、食べ応えがあります。濃厚な蟹みそも人気で、多くの人々に愛されるブランド蟹です。

【京都府】間人ガニ

間人ガニ(たいざガニ)は、京都北部で水揚げされる希少なブランド蟹で、新鮮さと高い品質が魅力です。

  • 特徴:緑タグが付けられた間人ガニは、身がギュッと詰まった食感と豊かな味わいが特徴です。漁場が近いことから、その日のうちに水揚げされるため、新鮮な状態で味わうことができます。
  • 新鮮さと希少性:間人ガニは水揚げ量が少なく、非常に希少です。そのため、質の高い蟹を求める方には特に人気があります。

【兵庫県】津居山ガニ

兵庫県の津居山港で水揚げされる津居山ガニは、足が長く美しい姿が特徴です。

  • 特徴:青タグが付けられた津居山ガニは、長い足と美しい姿が特徴的です。その美しい姿としっかりした身入りから、多くの蟹ファンに愛されています。
  • 焼きガニやしゃぶしゃぶがおすすめ:津居山ガニは、その甘みを生かした焼きガニやしゃぶしゃぶが特におすすめです。

【島根県】隠岐松葉ガニ

島根県の隠岐諸島で獲れる隠岐松葉ガニは、身の甘さと高品質で人気のブランド蟹です。

  • 特徴:青タグが付けられた隠岐松葉ガニは、身が甘くて弾力があり、非常に高品質です。
  • せいろ蒸しや焼きガニで美味しさを堪能:隠岐松葉ガニは、せいろ蒸しや焼きガニにすると、その甘さと旨みを存分に味わうことができます。

タグ付き蟹を選ぶ際のポイント

引用:さんチョク

タグ付き蟹を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえることで、より美味しい蟹を手に入れることができます。品質や鮮度を見極めることが大切です。

 

鮮度と身入りを確認する

蟹の鮮度や身入りを確認することが、美味しい蟹を選ぶうえで重要です。タグ付きであっても、長期間保管されているものは味が落ちてしまいます。身がしっかり詰まっている蟹を選ぶようにしましょう。

 

購入場所の選び方

タグ付き蟹を購入する際は、信頼できる販売店で購入することが大切です。品質管理がしっかりしているお店では、鮮度の良い蟹を提供してくれます。市場や専門店、オンラインショップなどでも信頼のおける販売店を選びましょう。

 

タグなし蟹の魅力も理解しよう

タグなし蟹も、美味しく食べられるものが多くあります。タグなしでも高品質である場合もあるため、タグの有無だけで判断するのではなく、蟹の状態や鮮度をしっかり確認しましょう。タグなし蟹はお得に購入できる場合も多いので、ぜひ魅力を理解して選んでみてください。

 

タグ付き松葉ガニを安心して購入できるサイトのご紹介

引用:さんチョク

鳥取を代表する冬の味覚、「松葉ガニ」を手に入れるなら、山陰の美味しいものをお届けする通販「さんチョク」がおすすめです。タグ付き松葉ガニを、産地直送だからこそのお求めやすい価格でご提供!

 

大きな殻に詰まった身は風味と甘さが特徴で、茹でても焼いても食べ応え抜群です。蟹味噌も絶品で、お酒やご飯のお供に最適です。厳しい基準をクリアした、新鮮で安心な松葉ガニを即日発送でお届けします。ぜひ、この冬の味覚を信頼のショップから手に入れてみてください。

 

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まとめ

タグ付き蟹は産地や品質を保証する大切な証であり、美味しい蟹を選ぶ際の基準の一つです。しかし、必ずしもタグ付きが絶対に美味しいというわけではなく、タグなし蟹にも美味しいものがたくさんあります。

日本各地のブランド蟹には、それぞれの産地で異なる魅力があり、その特徴を知ることでより美味しい蟹を選ぶことができます。