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セコガニとは?特徴や魅力・楽しみ方をご紹介

冬の寒さが深まる日本海沿岸で、待ちに待ったごちそうが登場します。それが、11月から解禁される「セコガニ」。
この蟹は、冬だけの特別な味覚で、贅沢なひとときを演出してくれます。セコガニの魅力は、その濃厚で甘みのある味わいにあります。
一口頬張れば、冬の海の豊かさが口いっぱいに広がり、心まで温まる感覚を味わえるでしょう。
本記事では、「セコガニ」の特徴や魅力、知っておきたいおいしい食べ方についてご紹介します。

 

【期間限定】11月に解禁されるセコガニとは?

カニ好きの皆さんにとって待ちに待った季節がやってきます!濃厚な内子とプチプチ外子がたまらない、セコガニが、11月に解禁されます

ここではセコガニの特徴や魅力、漁の期間についてご紹介します。

 

セコガニとは?

セコガニってどんなカニ?と思った方もいるのではないでしょうか? セコガニは、実はあのズワイガニのメスなんです。市場に出回るのはオスが多いので、セコガニを知らない方も多いかもしれません。

セコガニ地域によって異なる呼び名がつけられています。福井県では「セコガニ」と呼ばれますが、鳥取県では「親ガニ」として知られています。このほかにも、石川県では「香箱ガニ」、富山県では「コウバコガニ」と呼ばれることがあります。

 

それぞれの地域で異なる呼称が用いられるのは、地元の文化や伝統、そしてカニの特徴を反映しているためです。たとえば、鳥取県で「親ガニ」と呼ばれるのは、メスが卵を抱えていることから「親」としての役割を強調しているためです。

このように、同じズワイガニのメスでも、地域によって呼び方が違うことから、それぞれの地域独自の食文化やカニへの思い入れが感じられます。

セコガニは卵をたのしむカニとして知られていて、その特有の風味や食感から多くの人に愛されています。

 

セコガニの特徴

セコガニは、小ぶりながら大人の手のひらにすっぽり収まるサイズで、冬の日本海から届けられる特別な一品です。

小さな体には、濃厚な「内子」とプチプチの「外子」がぎっしり詰まっており、これこそがセコガニならではの贅沢な味わい。手頃な価格で楽しめるこの旬の味覚は、冬の食卓に特別な幸せを運んでくれます。

 

セコガニの魅力

セコガニの魅力は何と言ってもこの2種類の卵の風味や食感ですが、カニ味噌や身の部分も楽しめます!

  • プチプチ食感の外子: 味はあまりありませんが、醤油漬けなど味付けをして楽しむのが一般的です。ご飯との相性も抜群!
  • ねっとり濃厚な内子: セコガニ最大の特徴とも言える内子。クリーミーで濃厚な味わいと独特の食感がやみつきになります。
  • 濃厚なカニ味噌: オスのズワイガニよりも量は少なくですが、濃厚なコクのある味わいが特徴です。カニ味噌好きにはたまりません。
  • プリプリ食感の身: 量は少ないですが、甘みのあるプリッとした食感の身も味わえます。

セコガニの漁の期間

セコガニ(ズワイガニのメス)の漁期は非常に限られています。資源保護のため、厳格な規制が設けられており、漁は11月初旬から12月末までのわずか2ヶ月間のみ許可されています。これに対してオスのズワイガニは11月初旬から翌年3月まで漁が可能です。

 

セコガニは、冬のわずか2ヶ月間だけしか漁が許されない、まさに期間限定の冬の贅沢です。

厳しい規制で守られた希少な存在だからこそ、絶品の味わいを楽しむこのチャンスを逃すわけにはいきません。

卵をたっぷり抱えたセコガニは、この季節にしか手に入らない逸品です。

 

ズワイガニのオスとメス(セコガニ)の違いとは?

ズワイガニは、オスとメスでそれぞれ異なる魅力があります。

その違いを知らずに購入してしまうと、「思っていたものと違う…」という場合があります。

ここではそれぞれの見た目、味、価格、旬の時期などについて比較して紹介していますので、ご購入の際の参考になさってください。

 

オスとメス(ズワイガニとセコガニ)その見分け方は?

ズワイガニのオスとメスは一目で見分けがつきます。オスは迫力ある600g〜1kgの大きさに成長し、そのボリューム感がたまりません。

一方、メスは小ぶりながらも、甲羅の中に詰まった濃厚な「内子」とお腹に抱えたプチプチの「外子」が魅力であり、特徴です。特に「黒子」と呼ばれる成熟した外子は、味わい深さが格別です。

 

値段の違い

ズワイガニのオスは希少性と需要の高さから、一匹あたり1万円以上と高価です。オスはサイズが大きく美味しいとされるため、取引価格が高くなりがちです。

一方、メスのズワイガニは一匹あたり1,000円〜2,000円ほどで購入できます。オスに比べてサイズが小さいため価格も控えめですが、内子と外子という珍味を楽しめるため、特別なファンに人気があります。

※漁期や水揚げ量によっても価格は変動します。

 

味の特徴の違い

  • オス: ふっくらとしたカニ身が特徴で、カニ本来の旨味が詰まっています。食べごたえ抜群で、贅沢な味わいを存分に楽しめます。
  • メス: 身は少ないですが、「内子」と「外子」の濃厚な味わいが絶品です。まさに一口ごとに広がる至福の風味が魅力です。

どちらもカニ味噌が楽しめ、深いコクが料理をさらに引き立てます。食べるたびに心が満たされる、この贅沢な味わいをぜひお試しください。

 

オス、メスの旬の時期の違い

ズワイガニのオスとメスでは漁期が異なり、楽しめる時期が分かれています。

 

【オスの旬の時期】

ズワイガニのオスは、11月から翌年3月までが漁期となっています。セコガニ(メス)に比べて長い間楽しむことができ、年明けの1月から2月にかけては価格が下がる傾向があるため、お得に購入することができる時期でもあります。

 

【メスの旬の時期】

メスのズワイガニ(セコガニ)は、11月から年末までと非常に限られた漁期となっています。成熟した外子などを楽しむには、このわずか2ヶ月間の期間中に購入する必要があります。

 

呼び名の違い

ズワイガニの呼び名は、地域やオス・メスによってさまざまです。

 ズワイガニのメスはセコガニとして知られていますが、その他の呼び名や、オスのズワイガニの名称についてもご紹介します。

地域

オスの呼び方

メスの呼び方

鳥取県、島根県、兵庫県、京都府

松葉ガニ

親ガニ、セコガニ、せこ蟹、勢子(せこ)ガニ、コッペガニ

福井県

越前ガニ

せいこ蟹、セイコガニ

石川県

加能ガニ

香箱(こうばこ)蟹、香箱

※表は一般的な例であり、地域や人によっては異なる呼び方をする場合もあります。

 

松葉ガニや越前ガニといった名前は多くの人が耳にしたことがあると思います。しかし、これらは呼び名が異なるだけで、実は全て同じズワイガニだということを知らなかった方も多いのではないでしょうか。

 

セコガニのおすすめの調理法

セコガニは、そのままの味を楽しんだり、出汁をとったり、様々な方法で楽しめる食材です。 

オスのズワイガニとは違って小ぶりなので、1匹丸ごと調理するのが一般的です。

ここでは、おすすめの食べ方をご紹介します。

 

茹でる(ボイル)

海水くらいの塩分濃度のたっぷりのお湯で、15分ほど茹でると、茹でセコガニの完成です。

 

【作り方】

  1. 生きているカニの場合は、約20分ほど真水に浸けて動きが止まってから調理を始めます(生きたままで茹でると足が取れてしまうことがあります)。
  2. 大きな鍋に水を入れ、海水程度の塩分(水1リットルに対して塩30g:大さじ2杯)になるように塩を加えて加熱します。
  3. 水が沸騰したら、甲羅を下に向けて鍋に入れます。
  4. 泡が出てきたら取り除きながら、吹きこぼれに注意して約15分間茹でます。
  5. 茹で上がったら鍋から取り出し、ザルで水を切って冷まします。これで完成です。

茹でたてのセコガニは、シンプルな調理法ながら絶妙な塩加減で、一口ごとに感動が広がります。プリッとした少なめの身、濃厚な内子、プチプチの外子、コク深いカニ味噌が一度に楽しめるボイルはまさに絶品。そのまま味わうのはもちろん、アレンジも多彩です。

  • セイコガニ丼:ご飯にほぐした身と卵、刻み海苔や醤油を添えて
  • お寿司:軍艦巻きなどにして絶品の味わい
  • 雑炊:内子と外子がコクを引き立てる贅沢な一杯

この冬、心も温まる至福の味覚をぜひお試しください。

 

丸ごと1匹使ったお味噌汁や鍋

セコガニは小さいので、丸ごと1匹使ってお味噌汁にするのもおすすめです。

セコガニは、そのままでも絶品ですが、出汁として使うことでさらにその魅力が引き立ちます。セコガニの豊かな旨味が溶け出した味噌汁は、他に出汁を加える必要もなく、お味噌とお好みの具材(大根やネギなど)を加えるだけで簡単に完成します。

手軽に楽しめる贅沢をぜひ味わってください。

 

【作り方】

  1. セコガニをタワシで丁寧に洗い、胴体を縦に半分に切ります。(活きたカニの場合は真水に浸けてから調理します。)
  2. 爪があると危険なため、足先の爪を切り落とします。
  3. 鍋に拍子切りにした大根を加えて加熱します。
  4. 鍋の中が煮立ったら、半分に切ったセコガニを加えます。
  5. 再び煮立ったら、味噌を溶き入れて味を整えます。

 

また、セコガニから染み出るおいしい出汁は、冬の鍋料理にぴったりです。長ネギや豆腐などのお好みの具材と一緒に煮込めば、風味豊かなセコガニ鍋が完成。

出汁が具材に絡み合い、一口ごとに広がるカニの旨味が心も体も温めてくれます。寒い冬の夜に、家族や友人と一緒に囲むセコガニ鍋は、至福のひとときとなること間違いなしです。

 

セコガニでもできる甲羅酒

甲羅酒とは、カニ味噌を食べ終えた甲羅に日本酒を注ぎ、火で炙って熱燗にするという楽しみ方です。これにより、カニの香ばしさや濃厚なカニ味噌の風味が日本酒に移り、独特の味わいを楽しめます。

【作り方】

  1. カニを食べ終わった後の甲羅を用意する(より濃厚な味わいを求める場合は、少量のカニ味噌を甲羅に残しておく)
  2. 調理器具を選ぶ(オーブントースター、グリル、コンロなど)
  3. 甲羅の火に直接触れる部分に薄い金属シートを巻く
  4. 調理器具に甲羅をセットする
  5. 甲羅に日本酒を注ぐ
  6. 加熱を開始する
  7. 液体が沸騰し、泡立ちが見えたら完成

※甲羅が熱くなっているので、取り扱いにはご注意ください。

セコガニでも楽しめる甲羅酒は、カニ料理の締めにぴったりの贅沢な一杯です。甲羅の中にお酒を注ぎ、カニの旨味が溶け出した甲羅酒をゆっくりと味わえば、身も心も温まり、至福の余韻に浸れます。

カニの風味が濃縮されたこの特別な一杯は、まさに冬のごちそう。寒い夜に、体の芯まで温めてくれる甲羅酒は格別です。

 

鳥取の冬の宝石、セコガニを自宅で堪能しよう!通販で味わう贅沢なひととき

鳥取県の海が育んだ「親ガニ(セコガニ)」」は、その小ぶりな見た目からは想像できないほど、味わいがぎゅっと詰まったカニです。濃厚なカニ味噌と独特の内子、外子のハーモニーは、食通の間でも「松葉ガニ以上」と評されるほど。特に、地元では親ガニを使ったカニ飯や味噌汁、カニ丼として楽しむのが定番で、その濃厚な味わいが日々の食卓をワンランク上に引き上げてくれます。

 

通販で手軽に、産地直送の鮮度と味をお届け

さんチョクの親ガニは、仲介業者を挟まずに鮮度抜群の状態でご自宅に届きます。訳ありの商品ですが、その分お買い得に楽しめるのが嬉しいポイント!訳あり品の場合、脚が折れていることもありますが、その分味わいには一切妥協がありません。豊かな海の幸が持つ本物の美味しさを、おうちで気軽に堪能してみませんか?

鮮度を保つための工夫が施されているので、鍋やカニ汁で温まりながら味わったりと、お好きな食べ方で親ガニの魅力を満喫できます。通販ならではの便利さで、手間をかけずに贅沢なカニの味を楽しめるのは、今しかない冬の特権です。

 

冬の食卓に特別な彩りを

「親ガニ」のもつ独特の旨味は、冬の寒い夜にぴったり。家族や友人との団らんのひとときを、贅沢なカニ料理でさらに特別なものにしてくれます。想像してみてください。湯気の立つ鍋から立ち上るカニの香り、その一口目で広がる豊かな旨味と甘み…。通販で手軽に取り寄せられるからこそ、特別な準備もいらず、ただカニの美味しさに身を委ねることができるのです。

この冬、鳥取の親ガニで贅沢なひとときを過ごしてみませんか?通販で簡単に注文できる今がチャンス。豊かな味わいとともに、自宅で過ごすひとときを、より豊かで幸せなものにしましょう。

 

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まとめ

セコガニの魅力は、その希少性と季節限定の特別感にあります。短い漁期にしか味わえないこのセコガニは、濃厚な卵と風味が冬の訪れを彩ります。

小ぶりながらも、内子や外子が織りなす独特の食感と濃厚な味わいは、他のカニにはない贅沢なひとときを提供します。

さんチョクでは、品質にこだわったセコガニを取り揃えておりますので、オンラインショップをチェックしてみてください。

今しか味わえないこの特別な味わいを、ぜひご自宅で堪能してください。