LINEでお問い合わせ

山陰のいいもの、美味しいものを産地直送で。

蟹しゃぶの美味しい作り方!レシピや材料の選び方をご紹介

蟹しゃぶは高級蟹料理店でしか食べられないイメージがありますが、実は家庭でも簡単に作ることができます。
蟹の美味しさを最大限に引き出すためには、蟹の種類や出汁の選び方が非常に重要です。
今回は、美味しい蟹しゃぶの作り方と蟹の選び方、さらにはおすすめの出汁や野菜について詳しくご紹介します。

 

蟹しゃぶと蟹鍋(かにすき)の違いとは?

蟹料理にはいくつかの種類がありますが、その中でも特に人気のあるのが「蟹しゃぶ」と「蟹鍋(かにすき)」です。この2つの料理はどちらも蟹の美味しさを堪能できるものですが、料理方法や楽しみ方に明確な違いがあります。以下では、それぞれの料理について詳しく解説し、違いやおすすめの食べ方をご紹介します。

 

蟹しゃぶとは?

蟹しゃぶは、新鮮な蟹の脚を薄くスライスし、熱々の出汁にさっとくぐらせて食べる贅沢な料理です。しゃぶしゃぶのように短時間で加熱するため、蟹の甘みや旨味を最大限に引き出すことができ、半生状態で食べるのが特徴です。食べる瞬間に感じるプリプリとした食感と、口の中に広がる蟹の濃厚な風味は、他の料理にはない独特な楽しみ方です。

 

蟹しゃぶの良さは、そのシンプルさにあります。余計な調味料を使わず、蟹の新鮮さと素材そのものの味を楽しめるため、特別な日や贅沢を味わいたいときに最適です。また、蟹の身を長時間煮込まないことで、蟹本来の甘みを失うことなく、非常に上品な味わいが堪能できます。

 

蟹鍋とは?

一方で、蟹鍋は、蟹とともにさまざまな野菜や豆腐、きのこなどの具材を一緒に煮込んで楽しむ寄せ鍋料理です。蟹の旨味が出汁に溶け込み、その出汁で他の具材も煮込むことで、全体的に蟹の風味が染み渡った一体感のある料理になります。蟹しゃぶとは異なり、具材のバリエーションが豊富で、さまざまな食材が持つ旨味が調和し、さらに豊かな味わいを楽しめます。

 

蟹鍋は、地域によっては「かにすき」とも呼ばれ、味噌や醤油、塩など、出汁のベースを変えることで多様な味付けが可能です。寒い季節にぴったりの料理で、体を温めながら蟹の風味を満喫できるのが魅力です。また、蟹の身だけでなく、殻から染み出る旨味が出汁に溶け込むため、煮込めば煮込むほどスープの味が深くなり、最後まで美味しくいただけます。

 

蟹しゃぶと蟹鍋、それぞれの楽しみ方

蟹しゃぶと蟹鍋は、それぞれ異なる楽しみ方があり、どちらが良いかは好みによるところが大きいです。蟹しゃぶは蟹の新鮮さをそのまま味わいたいときに、そして、より軽くさっぱりとした食事を楽しみたいときに向いています。反対に、蟹鍋は寒い日や、大勢で食べるとき、さまざまな具材と一緒にしっかりと食事を楽しみたい場合に最適です。

蟹しゃぶは、短時間で調理できるため、素材の質が非常に重要です。新鮮な蟹が手に入ったときは、ぜひ蟹しゃぶを試してみてください。一方、蟹鍋は具材の組み合わせや煮込み時間によって味が変わるため、自分好みの調理法を見つける楽しみもあります。

 

蟹しゃぶ用蟹の選び方

蟹の種類や鮮度は、蟹しゃぶの味を左右します。以下におすすめの蟹の種類と販売形態をご紹介します。

 

蟹の種類

蟹しゃぶに適している蟹の種類は以下の2種類です。

 

ズワイガニ:蟹しゃぶ用におすすめの蟹として「ズワイガニ」が挙げられます。ズワイガニは、甘みと旨味が非常に豊かで、加熱することでさらに甘みが増す特性を持っています。

特に蟹しゃぶにする際には、この甘みが際立ち、出汁に軽くくぐらせるだけでふっくらとした食感と風味が楽しめます。

また、脚の身入りも良く、しっかりとした食べ応えがあるため、贅沢な蟹しゃぶに最適です。鳥取県産の松葉ガニは特に品質が高く、蟹しゃぶを一層美味しく楽しめるでしょう。

 

タラバガニ:タラバガニは、蟹しゃぶにおすすめの蟹の一つで、その大きな脚としっかりとした身が特徴です。食べ応えがあり、プリプリとした食感が楽しめるため、豪華な蟹しゃぶを味わいたい方に最適です。

タラバガニはズワイガニに比べて味が淡白ですが、出汁にくぐらせることで身がふっくらとし、蟹特有の旨味が引き立ちます。ボリューム感があるので、特別な日のご馳走やパーティーなどでも喜ばれるでしょう。

 

蟹の販売形態

蟹の販売形態には、「活」「生」「ボイル」「冷凍」の4種類があります。それぞれ特徴があり、蟹しゃぶに適したものを選ぶことがポイントです。

  • 活蟹:生きている状態の蟹で、鮮度が抜群です。蟹しゃぶに最適で、半生状態で食べられるため、蟹の甘みと旨味を存分に楽しめます。
  • 生蟹:すでに処理されているものの、新鮮さを保った状態です。鮮度が高く、蟹しゃぶに向いています。活蟹に比べて価格が手ごろなことが多いです。
  • ボイル蟹:一度茹でられた状態で販売されている蟹です。手軽に食べられますが、蟹しゃぶにすると再加熱で旨味が逃げてしまうため、おすすめではありません。
  • 冷凍蟹:冷凍された状態で販売されています。保存がしやすいですが、解凍時に水分と一緒に旨味が失われることが多いため、蟹しゃぶにはあまり向いていません。

蟹しゃぶを美味しく楽しむためには、「活」か「生」の蟹を選ぶことがポイントです。鮮度の良い蟹を使うことで、蟹しゃぶの風味と食感を最大限に堪能できます。

 

美味しい蟹しゃぶの作り方

蟹しゃぶの作り方はとてもシンプルで、蟹の美味しさを最大限に引き出せる調理法です。以下に蟹しゃぶの材料と手順を詳しくご紹介します。

材料(4人分)

  • ズワイガニ:2匹分(またはタラバガニでも可)
  • 白菜:1/4個
  • 水菜:1/2束
  • 長ねぎ:1本
  • しいたけ:4~6個
  • えのき茸:1/2袋
  • 乾燥昆布:1枚(出汁を取る場合)
  • 市販の出汁:昆布つゆ、または白だし

作り方

1. 出汁の準備

  • 出汁から作る場合:鍋に水を入れ、乾燥昆布を30分ほど浸しておきます。鍋を火にかけて沸騰直前に昆布を取り出します。これで昆布出汁が完成します。
  • 市販の出汁を使う場合:昆布つゆや白だしを使用します。パッケージの指示に従い、水で薄めて準備します。

昆布出汁は蟹の甘みを引き立てるのでおすすめです。

 

2. 材料のカット

  • :蟹を半解凍してから、脚を食べやすい大きさにカットします。脚の太い部分は縦に割ると食べやすくなります。
  • 野菜:白菜は芯を取り、ザク切りにします。水菜は5cm幅、長ねぎは斜めに1cm幅にカット。しいたけは軸を取り、えのき茸は食べやすくほぐします。

野菜はお好みで他の種類を使っても構いません。

 

3. 鍋を加熱する

鍋に出汁を入れ、火にかけます。沸騰したら準備完了です。

 

4. 蟹をしゃぶしゃぶする

  • お好みのタイミングで蟹を箸で持ち、出汁に2~3回くぐらせます。蟹が透明から白く変わったら食べごろです。

蟹は加熱しすぎると旨味が失われるため、5〜10秒程度が目安です。

 

5. 具材と一緒にいただく

まずはそのまま蟹の旨味を楽しみましょう。味が物足りない場合は、ポン酢や三杯酢、ゴマだれなど、お好みのタレにつけてお召し上がりください。

 

6. 締めを楽しむ

蟹しゃぶを食べ終わった後、出汁には蟹の旨味がたっぷり溶け込んでいます。ご飯を入れて蟹雑炊にしたり、うどんを加えて蟹しゃぶうどんにするのもおすすめです。

 

美味しく作るポイント

  • 蟹をしゃぶしゃぶする時間は短めにし、半生状態を楽しむのがベストです。
  • 昆布出汁は蟹の風味を邪魔せず引き立ててくれるので、濃すぎない味付けにしましょう。

これでご家庭でも美味しい蟹しゃぶを手軽に楽しめます。ぜひお試しください!

 

蟹しゃぶを美味しくするポイント

蟹しゃぶを美味しくするためには、いくつかのポイントに気をつけることが重要です。以下のポイントを押さえることで、蟹本来の甘みや旨味を最大限に引き出すことができます。

 

1. 蟹は火を通しすぎない

蟹しゃぶの最大の魅力は、蟹本来のプリプリとした食感と甘みです。火を通しすぎると身が硬くなり、旨味が逃げてしまいます。蟹の色が透明から白っぽく変わった瞬間が食べごろなので、5~10秒を目安にしゃぶしゃぶしましょう。半生の状態で食べることで、蟹の甘みを存分に味わえます。

 

2. 出汁は蟹の味を邪魔しないものを選ぶ

蟹しゃぶの出汁は、蟹の風味を引き立てるためにあっさりとした昆布出汁がおすすめです。昆布の旨味が蟹とよく合い、蟹の甘さが引き立ちます。鰹節や煮干しなど風味の強い出汁は、蟹の繊細な味を損なう可能性があるので避けると良いでしょう。市販の出汁を使う場合も、できるだけ薄味のものを選ぶのがポイントです。

 

3. 蟹の鮮度にこだわる

蟹しゃぶは、蟹の鮮度が命です。特に「活」や「生」の蟹を選ぶと、蟹本来の甘みや旨味をしっかり味わえます。冷凍蟹やボイル蟹は、旨味が逃げやすいので、できるだけ避けることをおすすめします。

 

4. 具材の選び方に注意する

蟹しゃぶを引き立てる野菜やきのこ類は、旬のものを選ぶとより美味しくなります。白菜、水菜、長ねぎ、しいたけ、えのきなどが定番ですが、蟹の旨味を吸収する具材を選ぶことで、より一層美味しさを感じることができます。

 

5. 締めの雑炊やうどんを楽しむ

蟹しゃぶを食べ終わった後の出汁には、蟹の旨味がたっぷり溶け込んでいます。ご飯を入れて雑炊にしたり、うどんや中華麺を入れて蟹出汁うどんにすることで、最後まで蟹の美味しさを堪能できます。卵や刻みねぎ、海苔を加えると風味が増して絶品です。

 

6. たれはシンプルに

蟹しゃぶはまずそのまま何もつけずに食べることで、蟹の甘みと旨味を味わいましょう。その後はポン酢や三杯酢、ごまだれなど、お好みでタレを使い分けるとさらに美味しくいただけます。

以上のポイントを押さえれば、蟹しゃぶをより一層美味しく楽しめます。新鮮な蟹とシンプルな調理法で、贅沢な味わいをぜひご自宅で堪能してください。

 

松葉ガニの生が最高!蟹しゃぶに最適な理由

蟹しゃぶを楽しむなら、やはり松葉ガニの生が最高の選択です。松葉ガニは鳥取県が誇るブランドズワイガニで、その甘みと上品な旨味が蟹しゃぶにぴったりです。生の松葉ガニは鮮度が抜群で、半生状態で食べる蟹しゃぶにすることで、身のプリプリ感と口の中で広がる蟹の甘みを存分に味わえます。

 

生の松葉ガニは加熱することで旨味がさらに引き立つ性質があり、昆布出汁に軽くくぐらせるだけで、蟹本来の風味と甘みを感じることができます。また、身入りもよくふっくらとした食感が特徴なので、蟹しゃぶを贅沢な一品に仕上げてくれます。

 

松葉ガニは特に冬の時期が旬で、この時期にしか味わえない新鮮な生の蟹を使った蟹しゃぶは格別です。シンプルな出汁と一緒に楽しむことで、素材の美味しさが際立ち、蟹好きにはたまらない一品となるでしょう。

ぜひ、蟹しゃぶには生の松葉ガニを選んで、その極上の味わいを堪能してみてください。

 

https://sanchoku-mall.com/products/ttkgk-tjmtb-900g?_pos=12&_sid=6ba41ff82&_ss=r&variant=47330268709141

 

https://sanchoku-mall.com/products/ttkgk-wk-mtb-1kgset?_pos=11&_sid=6ba41ff82&_ss=r&variant=47330405646613

 

https://sanchoku-mall.com/products/ttkgk-wk-mtb-800g?_pos=10&_sid=6ba41ff82&_ss=r&variant=47330432680213

 

まとめ

蟹しゃぶを最高に美味しく楽しむなら、松葉ガニの生が最適です。新鮮な松葉ガニは、その甘みや旨味が格別で、昆布出汁に軽くくぐらせるだけで豊かな風味を存分に味わえます。

 

特に冬の時期が旬で、この時期ならではの贅沢な味覚を堪能できるのが魅力です。松葉ガニのプリプリとした食感と上品な甘みは、他の蟹にはない特別な味わいを感じさせてくれます。ぜひ、蟹しゃぶには生の松葉ガニを選び、自宅でも本格的な蟹料理を楽しんでみてください。