絶品蟹鍋レシピ!おすすめの具材と初心者でも簡単に作れるコツをご紹介
2024/11/27蟹鍋は冬の定番料理ですが、初めて作る方にとっては「蟹の種類」「だしの選び方」「具材の選び方」など、難しそうなポイントが多く感じられるかもしれません。この記事では、初心者でも簡単に失敗せず作れる絶品蟹鍋のレシピやコツを詳しくご紹介いたします。
蟹鍋に合う蟹の種類と選び方
蟹鍋を楽しむためには、使う蟹の種類は重要なポイントになります。
一般的によく食べられている「蟹」と言えば、
などがありますが、蟹鍋に主に使われるのは、「ズワイガニ」、「セコガニ(ズワイガニのメス)」、「紅ズワイガニ」、「毛ガニ」、「タラバガニ」です。
蟹鍋におすすめの蟹の種類は?
以下に、蟹鍋に使われる主な蟹の種類とそれぞれの特徴、旬の時期をまとめました。
種類 |
特徴 |
旬の時期 |
ズワイガニ |
甘みが強く、鍋に最適。 足の身入りが良く食べごたえもある。 訳ありでも高品質なものが多い。 |
11月〜3月(最も美味しい時期は12月〜3月) |
セコガニ |
小ぶりだが、内子や外子といった卵の濃厚な味わいが特徴。 |
11月から12月末までの約2ヶ月間 |
紅ズワイガニ |
足の身入りが良く、加熱すると |
1年中楽しめるが、冬場が美味しい。4月〜6月が旬ともされる。 |
タラバガニ |
身が厚く、食べ応えがある。 ただし、身が大きいため鍋に |
4月〜5月、9月〜10月 |
毛ガニ |
濃厚なだしがでる。ただし、 |
12月〜2月(北海道では年中楽しめる) |
タラバガニや毛ガニも美味しいので蟹鍋に使えますが、サイズの大きさや食べにくさの点から、鍋料理には不向きな面があります。
一方、ズワイガニや紅ズワイガニは足に身が詰まっており、加熱すると身の甘みが増すという性質上、鍋料理とも相性が抜群です。
蟹鍋には【活蟹】【生蟹】【冷凍蟹】【ボイル蟹】どれがおすすめ?
蟹を購入する際には、「活」「生」「ボイル」「冷凍」の4種類の状態から選ぶことができます。
では、蟹鍋におすすめなのはどの状態の蟹でしょうか?以下におすすめの度合いと簡単な特徴をまとめましたので、購入の際の参考になさってくださいね。
販売形態 |
状態 |
蟹鍋 おすすめ度 |
特徴 |
活蟹 |
生きた状態で販売される新鮮な蟹。 |
◎ 最適 |
新鮮なまま鍋に入れられるので、旨味が濃い。 |
生蟹 |
死んで間もない状態で冷凍処理などがされていないもの。 |
◎ 最適 |
加熱前にしっかり下ごしらえを行うと美味しく仕上がる。 |
ボイル |
すでに茹でられている状態。 |
◯使用可能 |
何度も加熱すると旨味が抜けるため、鍋の最後に入れる。 |
冷凍 |
冷凍保存されているもの。 |
◯使用可能 |
鮮度は落ちるが、解凍方法を工夫すれば美味しく仕上がる。 |
【ワンポイントアドバイス】
-
活や生の蟹は鮮度が高く、鍋に最適です。特にズワイガニは「活」でも流通しており、鍋料理でその鮮度を最大限に引き出すことができます。
-
紅ズワイガニは鮮度の劣化が早いため、「活」や「生」で手に入ることは少ないでしょう。しかし、ボイルされたものでも十分に鍋料理を楽しめます。
- 冷凍蟹も鍋に使用できますが、解凍時に旨味が逃げないように注意しましょう。冷蔵庫でゆっくりと解凍するのがベストです。
蟹鍋に使われる蟹の相場は?
蟹鍋を作る際には、蟹の種類や重量によって価格が大きく異なるため、予算に応じた選択が必要になってきます。
以下の表に、ズワイガニ、セコガニ、紅ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニの一般的な価格帯をまとめてみました。それぞれの蟹の特徴や購入時のポイントも併せて紹介しています。蟹鍋を手軽に楽しむために、ぜひご活用ください。
蟹の種類 |
1匹あたりの価格 |
1kgあたりの価格 |
販売形態や特徴 |
ズワイガニ |
5,000円~30,000円 |
6,000円~13,000円 |
生・ボイル済み・ポーション、サイズ・産地・旬で変動 |
セコガニ |
1,000円〜6,000円 |
6,000円〜12,000円前後 |
生・ボイル済み・冷凍など、加工品としても流通する |
紅ズワイガニ |
1,000円~4,000円 |
8,000円~16,000円 |
日持ちしにくい、加工品で流通が多い |
タラバガニ |
1kgあたり3,000円~5,000円 |
10,000円以上(高級品) |
サイズや品質で変動、4kgで数万円もあり |
毛ガニ |
500g以内:5,000円前後 |
500g以上:1万円前後~ |
重量で価格が変動、400g以上が推奨 |
冬のごちそう!絶品蟹鍋 レシピ4選!
ここでは、簡単に作れて誰でも大満足できる絶品蟹鍋レシピを4つご紹介します。
蟹の旨味を最大限に引き立てる【昆布だしの蟹鍋】
昆布だしは蟹の風味を引き立て、蟹自体の甘みをより一層楽しめます。
材料(4人分):
作り方:
-
水に昆布を30分以上浸し、中火で温めます。沸騰直前に昆布を取り出します。
-
白菜はざく切り、長ねぎは斜め切り、にんじんは薄切りにします。椎茸に切れ目を入れ、えのきはかるくほぐします。豆腐は一口大に、春菊は適当な長さに切ります。ズワイガニは食べやすく切り分けます。
-
昆布だしに酒と醤油を加え、白菜、長ねぎ、にんじん、椎茸、えのき、豆腐を中火で煮ます。柔らかくなったらズワイガニを加えて火を通します。
-
春菊を入れて軽く煮込み、完成です。
味噌のコクでうまみUP!【味噌蟹鍋】
味噌のコク深い味わいが、蟹の風味と絶妙にマッチします。
材料(4人分):
- ズワイガニ... 2杯
- 味噌... 大さじ4
- 水... 1.5リットル
- だしの素(顆粒)... 小さじ2
- 白菜... 1/4玉
- 長ねぎ... 2本
- 人参... 1本
- しめじ... 1袋
- えのき... 1袋
- 豆腐... 1丁
- 春菊... 1束
- 酒... 50ml
- ポン酢またはごまだれ... 適量
作り方:
-
鍋に水1.5リットルとだしの素を入れ、中火で加熱し、沸騰したら酒を加えます。
-
白菜、長ねぎ、人参は切り、しめじとえのきはほぐします。豆腐は一口大、春菊は適当な長さに切り、蟹も食べやすく切り分けます。
-
鍋が沸騰したら、味噌を少しずつ溶き入れ、味を調整します。
-
白菜、長ねぎ、人参、きのこ類、豆腐を入れて煮込み、柔らかくなったら蟹を加え、軽く火を通します。
- 春菊を加え、さっと火を通したら完成です。
あごだし薫る!【あごだし入り白だし蟹鍋】
あごだしの風味豊かな味わいが、蟹鍋をより一層おいしくしてくれます。
材料(4人分):
- ズワイガニ... 1杯
- 水... 1リットル
- 市販の白だし... 大さじ3
- あごだし(粉末)... 小さじ1
- 白菜... 1/2玉
- 長ねぎ... 2本
- 三つ葉... 2束
- えのき... 1袋
- 豆腐... 1丁
- くずきり... 80g
作り方:
甘い味付けで子どもにも人気!【濃く甘い蟹すき鍋】
甘辛い味付けは、子どもにも喜ばれる味です。
材料(4人分):
- 蟹(ズワイガニやタラバガニの足など)... 400g
- 焼き豆腐... 1丁(300g)
- 白菜... 500g
- せり... 1袋(170g)
- しいたけ... 6個
- 長ねぎ... 1本
- 乾燥昆布... 10cm
- 水... 600ml
- 酒... 大さじ2
- みりん... 大さじ2
- 塩... 小さじ1
- しょうゆ... 大さじ2
- 砂糖... 小さじ1
作り方:
-
鍋に水600mlと昆布を入れ、弱火で加熱します。沸騰する直前に昆布を取り出し、酒、みりん、しょうゆ、塩、砂糖を加えます。
-
白菜、長ねぎ、せり、しいたけを切り分け、しめじは房をほぐし、焼き豆腐は一口大に切ります。蟹も食べやすい大きさに分けておきます。
-
鍋が煮立ったら、まず蟹の足と胴体の一部を加えて5分ほど煮ます。
-
続いて、白菜、長ねぎ、しいたけ、しめじ、焼き豆腐を加え、弱火で具材に火が通るまで煮込みます。
- 最後にせりを加えて、さっと火を通したら完成です。
状態別蟹の下処理方法
蟹はその状態によって、下処理の方法が異なります。【活き蟹】【生蟹】【冷凍蟹】【ボイル蟹】など、それぞれの特徴に応じた適切な処理を行うことで、美味しさを最大限に引き出すことができます。
以下では、鍋料理に使うときの各状態別の下処理方法についてまとめていますので、ぜひご参考になさってください。
活き蟹(生きた状態の蟹)
- 蟹を締める
-
真水に10〜15分つけるか、冷凍庫に30分入れる(蟹を熱湯に生きたまま入れると足が採れてしまうことがあるため)。
- 蟹を洗う
-
タワシを使って甲羅や足を水洗いし、汚れを落とします。甲羅で怪我をしないように注意しましょう。
- 調理用に処理をする
- 蟹の足を広げ、切りやすいようにスペースを確保します。
- 柔らかい関節部分をハサミで切り、足を取り外します。
- 蟹のお腹にある三角形の部分(ふんどし)を取り外します。
-
甲羅を外す際には、蟹味噌が流れないよう注意してください。
生蟹
- 解凍(冷凍生蟹の場合)する
- 冷蔵庫や氷水を使ってゆっくり解凍する。
- 急ぐ場合は流水で急速解凍(約10分)。
- 解凍後はザルなどで水気をしっかり切る。
-
完全に解凍すると、うま味成分が失われやすくなるので半解凍を目指しましょう。
- 蟹を洗う
-
タワシを使って甲羅や足を真水で洗う。この際、腸炎ビブリオ菌を除去するため、丁寧に洗いますが、旨味が流れ出ないように注意します。
- 調理用に処理をする
-
活蟹同様に、食べやすく切り分けましょう。
ボイル済冷凍蟹
1.解凍する
- 氷水や流水で解凍する。
-
もしくは、冷蔵庫でゆっくり(12〜24時間)自然解凍する。
2.蟹を洗う
-
蟹の表面に付着している氷を軽く洗い流す。
- 調理用に処理をする
- 活蟹同様に、食べやすく切り分けましょう。
ボイル済冷蔵蟹
特に下処理は必要ありません。そのまま食べることができます。鍋料理に使う場合は、すべての具材が煮えた後に加えて、温める程度で良いでしょう。
それぞれの状態に合わせた下処理を行うことで、蟹本来の旨味をしっかりと引き出し、美味しい鍋料理を楽しむことができます。ぜひ、適切な処理を行って、贅沢な蟹鍋を堪能してください。
蟹鍋に合う!シンプルな【だし】3選
蟹鍋の美味しさを最大限に引き出すためには、だしが非常に重要な役割を果たします。
蟹の繊細な甘みと旨味を引き立てるためには、蟹自体の風味を活かしつつ、過度に主張しないだしを選ぶことがポイントです。
ここでは、蟹鍋に最適なだしの種類と、その取り方をご紹介します。
昆布だし|蟹の旨味を引き出す定番のだし
昆布だしは、蟹鍋にぴったりのシンプルで上品なだしです。昆布の旨味が蟹の甘みを引き立て、鍋全体に深みを与えます。
【だしの取り方】:水に昆布を入れ、沸騰直前で昆布を取り出すだけで、旨味が詰まったシンプルなだしが完成します。
【ポイント】:昆布は長時間煮込まず、沸騰直前で取り出すのが最適。これで雑味が出るのを防ぎ、蟹の風味を損なわないだしが取れます。
カツオ節と昆布の合わせだし|風味豊かに仕上げたい場合
より風味豊かな蟹鍋に仕上げたい場合は、カツオ節と昆布の合わせだしがおすすめです。カツオ節のコクと昆布の旨味が相まって、複雑で奥深い味わいのスープが出来上がります。
【だしの取り方】:昆布を使っただしを取った後、沸騰直前にカツオ節を加え、数分煮てからこします。
【ポイント】:カツオ節を加えることで、だしが一層豊かな風味を持ち、蟹との相性も抜群です。
市販のだしパックや白だし|手軽に本格的な味を楽しみたいとき
忙しい日や手間をかけたくない場合、市販のだしパックや白だしを使うと手軽に美味しい蟹鍋が楽しめます。特に、白だしは蟹の風味を邪魔せず、簡単にだしの味を調整できるのでおすすめです。
【おすすめ商品】:市販の白だしや、無添加のだしパックが便利です。手軽に本格的な味を楽しむことができます。
【ポイント】:市販のだしを使う場合は、薄味のものを選ぶと蟹の風味が引き立ちます。調整が簡単なので、初心者にもおすすめです。
蟹の旨味を引き出す【だし選び】のコツ
鍋で蟹を煮込む際、だしに香りが溶け込みやすくなります。そのため、蟹鍋には強い風味を持つだしよりも、シンプルで素材の味を引き出すものが適しています。
だしの取り方次第で蟹鍋の美味しさが大きく変わるため、最適なだし選びは鍋作りの要となります。
シンプルなだしに合う!蟹鍋のつけダレ
蟹鍋には、蟹の旨味を引き出すシンプルなだしが合いますが、一緒に食べる野菜などの具材にもう少し味がほしい場合は、以下のつけダレがおすすめです。
ポン酢
ポン酢は、蟹鍋の定番のつけダレです。柑橘系の酸味が蟹の甘みを引き立て、さっぱりとした味わいを楽しめます。市販のポン酢を使用するか、レモンやすだちなどの柑橘果汁を醤油に加えて手作りすることもできます。
ごまだれ
ごまの香ばしさとコクが蟹の味わいと相性が良いです。すりごまをベースに、醤油や酢、砂糖などを加えて作ります。春菊を加えたバリエーションもあり、春菊のみじん切りにすりごま、オリーブオイル、おろしにんにく、塩を合わせて作ることができます。
蟹酢
蟹酢は、蟹の美味しさを引き立てる合わせ酢で、簡単に自宅で作ることができます。【酢:100cc、だし汁:50cc、砂糖:大さじ2、みりん:大さじ1、塩:小さじ1、醤油:小さじ1】これらの材料をすべて鍋にいれて一煮立ちさせて冷ませば完成です。
おいしい蟹鍋を作る5つのコツ
蟹鍋は冬の定番料理ですが、初めて作る際は「火加減」や「蟹を加えるタイミング」など、気をつけるポイントがいくつかあります。ここでは、初心者でも簡単においしい蟹鍋を作れるコツをわかりやすくまとめました。
1. 冷凍 蟹はゆっくり解凍
冷凍 蟹を使う場合、最初のステップは解凍です。冷蔵庫でゆっくり解凍するのがベスト。急ぐ場合でも、流水で軽く解凍する程度にとどめることで、 蟹本来の甘みと旨味をしっかり保つことができます。
2. 生 蟹は新鮮さがカギ
生 蟹を使用する場合は、新鮮さが重要です。購入したらできるだけ早く調理し、余分な塩分や汚れを軽く洗い流すことで、 蟹本来の旨味を最大限に引き出します。
3. 火加減は中火でじっくり
蟹鍋を作る際は、火加減が非常に重要です。中火でじっくりと煮込むことで、 蟹や野菜の旨味がだしに溶け込み、濃厚なスープが仕上がります。強火で一気に煮込むと、具材の旨味が飛んでしまうため、焦らず中火で調理しましょう。
4. 蟹は煮すぎに注意!タイミングが命
蟹鍋で気をつけたいのは、 蟹を煮すぎないことです。だしが沸騰する前に蟹を鍋に入れることで、 蟹の旨味がスープにしっかり溶け出します。 蟹がふっくら膨らんできたら食べ頃ですので、適度なタイミングで火を止めましょう。
5. 蟹を入れたら5〜10分で火を止める
蟹は短時間で火が通るので、5〜10分以内で火を止めるのがベストです。加熱しすぎると、 蟹の身が縮んで硬くなってしまうので注意しましょう。短時間で火を通すことで、ふっくらとした食感が楽しめます。
これらのコツさえ押さえれば、誰でも驚くほど簡単に贅沢な 蟹鍋を作ることができます。
寒い季節、湯気の立つ鍋からふっくらとした 蟹の身を一口頬張れば、その甘みと旨味が体の芯まで染み渡ります。
家族や友人と一緒に、ほっこりと温まりながら特別なひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか? 蟹の魅力がたっぷり詰まった鍋をぜひご家庭で味わってください。
蟹鍋に合うおすすめの具材
蟹鍋に入れる具材も、 蟹の風味を引き立てるものを選んでみましょう。
ここでは、 蟹鍋に最適な野菜やきのこ類などの具材を紹介します。
蟹鍋におすすめの野菜やきのこ類などの具材
蟹鍋の具材として欠かせないのが野菜やきのこ類。これらは 蟹の風味を引き立て、食感のバランスも良くなりますので、ぜひお好みの具材を見つけてみてください。
以下に、 蟹鍋におすすめの具材をおすすめのポイントと一緒に表にまとめました。
具材 |
特徴・おすすめポイント |
白菜 |
蟹の旨味をしっかり吸い込み、甘みが増す。 蟹鍋の定番具材。 |
春菊 |
ほろ苦さが 蟹の甘みと調和。鍋の最後にさっと入れて鮮度を保つ。 |
長ねぎ |
蟹の風味を引き立て、甘みが増す。たっぷり入れると鍋全体がまろやかに。 |
豆腐 |
蟹のだしをよく吸い込む。ふわっとした食感で、鍋の風味を引き立てる。 |
椎茸 |
香りと旨味が強く、鍋の風味を豊かにする。 |
エノキ |
シャキシャキした食感が鍋にアクセントを加える。 |
舞茸 |
独特の旨味が 蟹の風味を引き立てる。 |
人参 |
甘みがあり、彩りが美しい。薄切りにして火の通りを良くする。 |
大根 |
蟹のだしを吸い込み、しっかりとした旨味が楽しめる。 薄切りや短冊切りにして食べやすく。 |
糸こんにゃく |
カロリー控えめで、 蟹のだしをしっかり吸い込む。 |
豆苗 |
さっぱりした味わいで、シャキシャキ感を最後に楽しむ。 |
もち |
鍋の締めとして加えると、 蟹の旨味を吸って絶品のもちになる。 |
蟹鍋の締めの楽しみ方|雑炊・うどん・ラーメン
蟹鍋の締めは、濃厚な旨味が凝縮されたスープを存分に味わう最高の瞬間です。 蟹の甘みとだしが溶け込んだスープを使った締めは、心も体もほっこり温まる至福のひととき。最後の一口まで、 蟹の贅沢な風味を余すことなく楽しみましょう。
ここでは、 蟹鍋の締めにおすすめのレシピを紹介します。
◯定番は何と言っても雑炊
雑炊は、 蟹鍋の締めとして定番中の定番。だしがたっぷり出たスープにごはんを入れて煮込むだけで、スープの旨味を丸ごと味わえる、ボリューム感たっぷりの一品です。
【作り方】: ごはんを 蟹鍋のスープに入れて吸わせ、ひと煮立ちさせる。
【もうひと工夫】:雑炊に卵を加えれば、タンパク質を補給できて栄養バランスも良好になります。刻みねぎを入れると、さっぱりとした風味に仕上がります。
◯締めのうどんもはずせない
もうひとつの定番の締めは、うどんです。鍋のスープにうどんを入れて煮るだけで、簡単に美味しい一皿が完成します。
【作り方】: 鍋のスープをそのまま使い、うどんを入れて茹でる。
【もうひと工夫】: ねぎや白菜などの野菜を追加すれば、栄養価がアップし、スープもまろやかになります。好みの具材を加えることで、食感や味わいの変化を楽しめますよ。
◯ラーメンもおいしい
ラーメンを使うのも 蟹鍋の締めとしておすすめです。スープの濃さに応じて、麺の食感や味わいを調整できます。
【作り方】: 麺を別で茹でてからスープに加えるか、スープで直接煮込んでもよいでしょう。
【もうひと工夫】: お好みの麺の太さや固さを選び、好みの味わいに仕上げましょう。濃いめのスープがラーメンにはよく合います。
山陰の恵み!紅ズワイガニとズワイガニで贅沢な 蟹鍋を楽しもう
山陰沖で育つ紅ズワイガニとズワイガニは、どちらも濃厚な旨味とぎっしり詰まった身が自慢の 蟹です。全国の料亭や旅館でも珍重されるこれらの 蟹の美味しさは、山陰沖の豊かな漁場にあります。
暖流と寒流が交わるこの海域は酸素が豊富で、プランクトンが多く生息しています。これをたっぷりと食べて育った 蟹は、身が引き締まり、甘みが強く、旨味が凝縮されています。
紅ズワイガニは、鮮やかな紅色とジューシーな身が特徴で、リーズナブルながら美味しさ抜群。特に 蟹鍋にはぴったりです。一方、ズワイガニはその濃厚な味わいと高級感が際立ち、特別な日の鍋料理に最適です。
どちらの 蟹も、漁場が港に近い山陰ならではの鮮度を保ったままお届けできるため、 蟹鍋としてもその風味を存分に楽しむことができます。
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まとめ
蟹鍋は、冬の食卓を華やかにしてくれる特別なごちそうです。この記事では、 蟹鍋のレシピや作り方のコツ、おすすめの具材をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
寒い季節には、家族や友人と一緒に 蟹鍋を囲んで、甘みたっぷりの 蟹の美味しさを存分に味わってみませんか?