とっておき - 鳥取県が誇る秘蔵っ子いちご
とっておきについて
鳥取県を代表するイチゴ品種「とっておき」。曇りがちで日照時間も少ない鳥取の冬の環境でも育成が可能なイチゴを、という願いのもとで開発が進められた品種で、その研究には20年もの月日が費やされました。
20年の間、毎年1000株以上のイチゴを育てて抜粋を繰り返し、その末に残った子孫がとっておきです。
まさに特別な存在、鳥取県の秘蔵っ子。それがとっておきというイチゴです。
2016年に鳥取県のオリジナル品種として登録されたちょっと若めの品種となります。
それまで数多く栽培されていた章姫のさらにパワーアップ版を……そんな信念のもと、鳥取県の気難しい気候でも見事に育つ品種ができました。
鳥取の冬の環境でも育成が可能、かつ章姫のように美味しい品種を、とちょっと欲張りな願いを見事実現したとっておきは、縁かつぎのフルーツとしても楽しめます。
長い開発研究に思いを馳せながら、人々の思いのパワーとも言えるこのイチゴをご賞味ください。
とっておき誕生までの歴史
特別な存在でありながら、その名前の由来にはとても素朴な雰囲気があります。
「なんでもない日常が特別な、とっておきな1日になりますように」
日々のちょっとしたことを楽しめる心に寄り添うような、そのちょっとしたことに「とっておき」がなってくれたら、そんな思いが伝わってきます。
イチゴの先輩・章姫と他のイチゴをかけ合わせて生み出された品種で、鳥取県の冬の環境にも負けない勝ち気なコに育ちました。
低い気温と少ない日照時間は、数多くの作物の成熟を遅らせます。
一見ウィークポイントとも思えますが、成熟が遅れる=じっくりと実りを待てる……。そんな図式がピタッとはまる品種となったのがとっておきです。
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